【レポート】アフリカプログラミング教育ツアー2019を行いました




手のひらサイズ のIoTコンピューター『IchigoJam』を通じて、アフリカの子供たちへのプログラミング教育や、それに携わる人材育成に取り組む株式会社ict4e(福井県福井市、代表: 原 秀一)は、2019年10月11日~22日、ルワンダ・タンザニア・ケニアを中心にアフリカの視察ツアーを行いました。

第3弾となるこのツアーでは弊社最大となる参加者が集い、小学生3名を含む11名にご参加いただきました。


▼ツアー参加者募集時の詳細はこちら

https://ict4e.jp/news/1537

タンザニア



一か国目は、タンザニア。開校当時から交流を続けてきたさくら女子中学ではワークショップを実施。前半はプログラミング入門講座を、後半は科学実験体験講座を行いました。

翌日は、オプショナルツアーとして、タランギーレ国立公園観光、ンゴロンゴロ国立公園観光のサファリ観光へ。野生動物の楽園と言われる名所を楽しみました。



▼さくら女子中学でのワークショップ詳細はこちら

https://ict4e.jp/news/2214

ルワンダ



15日からはルワンダへ移動し、ソフトウェア産業で現地有力企業の一つであるWiredIn社を訪問し、最近の動向のディスカッションを。その後はキガリ最大のキミロンコ市場へ向かい、現地の民芸品など、観光客向けのお土産を買って楽しみました。


16日から18日は、表敬訪問とワークショップの怒涛ラッシュ。まず、初日はアメリカ国ピッツバーグにある私立カーネギーメロン大学 アフリカ校へ。視察と教授とのディスカッションを行いました。続いては、現地起業家のMr.イルデフォンスが教室を行っている、私立SOS技術高校を訪問。生徒たちが日頃行っている研究発表をうけて、ツアー参加者よりお礼のワークショップを実施しました。


17日はJICA、教育省、在ルワンダ日本大使館を表敬訪問し、教育事情や課題についてお伺いしました。教育省では、TICAD7で大臣の目に留まった『IchigoJam』を、現場に具体的に用いる方法についてディスカッションも行いました。


18日はルワンダ未来の教室ラボのプレオープンに参加し、IchigoJam寄贈式典とワークショップを実施。このラボは、子供達に新しい教育ツール・プログラミング環境を実際に体験する場を作りたいとの想いから、Mr.MutsinziとJICA専門家 杉山様がすすめるラボプロジェクト。この思いに共感した弊社は『IchigoJam』とディスプレイのセットを10個寄贈することにし、式典に参加しました。子供たちの様子は下記のブログをご覧ください。

その後は、私立ウムチョムイーザ小学校へ。3つの会場に分かれて、IchigoJamとレゴWeDo2.0のプログラミング・そして科学実験のワークショップを開催しました。



▼IchigoJam 寄贈式典詳細はこちら

https://ict4e.jp/news/2084

ケニア



19日からは最終国となるケニアです。アフリカの難民や恵まれない子ども達にサッカーを指導し、将来的なキャリアを支援するプロジェクトSOLTILO の”AFRICA DREAM SOCCER TOUR”へ。弊社もスポンサーをしているご縁から、彼らの練習風景を見学させてもらいました。その後は、見学のお礼にプログラミングワークショップを実施。サッカー以外の選択肢を子供たちに体験してもらえるいい機会になりました。なんと、現地スタッフだけでにプログラミングワークショップを継続していただいているそうです。第2回のプログラミング教室の様子が下記リンクで報告されています。



▼第2回プログラミング教室 in ケニア

https://www.facebook.com/AfricaDreamSoccerTour/posts/1448311268664819?__tn__=-R


参加者からのコメント



参加者からは、とても有意義が時間が過ごせてツアーに満足しています、という声をいただきました。

続けた方がいい点や感想としては、下記のような回答が。

「学校訪問、現地在住の日本人との食事会」

「現地でのWSは継続希望です!」

「それぞれが役割を持って主体的にワークショップに関われたのがとても楽しかったです。」

「食事などでの交流会、出前ワークショップ、笹瀬さんによる動画、子連れ参加」




今度もより良いツアーが実施できるように取り組んでいきます!

ツアーまとめ動画

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