総務省から、Zoomのセキュリティ機能についての「設定解説資料」が公開されました。軽減されるリスクとともに、その設定方法が詳細に書かれています。
https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/cybersecurity/telework/
今回はこの「設定解説資料」がおすすめな理由を3つ挙げながら、どのような資料かを紹介します。
1.総務省が作成・公表したセキュリティチェックリストに沿った設定ができる
この資料は、中小企業等におけるシステム管理担当者を対象として、テレワークを実施する際に最低限のセキュリティを確実に確保してもらうための手引きとして作成・公表された、「中小企業等担当者向けテレワークセキュリティの手引き(チェックリスト)」に沿って、下記のZoomのセキュリティ機能について設定方法が解説されています。
Zoomのセキュリティ設定を任されたが、どの範囲まで設定すればいいのか判断を迷っている方には、一つの指針となる手引きを元に作られた設定資料です。
管理者向け設定
- ミーティングの入退室設定
- ミーティングのパスワードの設定と強度の強制
- 待機室の有効化
- ミーティングの録画設定
2.設定方法が画面キャプチャ付きで説明されている
Zoomのセキュリティ設定についてポイントをまとめたサイトは多く見かけますが、いざ設定したいと思ってもどこを操作すればいいのかわからず、設定方法を改めて検索した経験がある方も多いのではないでしょうか。
この資料はセキュリティ設定について押さえたいポイントはもちろん、その設定方法についても画面キャプチャ付きで詳しく解説されています。また、PDFにまとめられているので、社内や組織での情報共有にも使いやすい形式です。
3.Zoom利用者が注意すべきこともまとめられている
オフィス以外の場所で利用するときの注意点や、定期的なアップデート確認の必要性など、下記のシステム管理担当者からZoom利用者へ注意喚起したい点についてもまとめられています。
利用者向け注意点
- ミーティング時の本人確認
- 不適切な参加者の強制退室
- 第三者からの盗聴・覗き見の対策
- アプリケーションの最新化
- ミーティング情報の件名に機密情報の記載禁止
- ミーティング録画ファイルの削除
~資料はこちら~
資料は、下記サイトの中段「【設定解説資料】」の「設定解説資料(Zoom)」から見ることができます。
https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/cybersecurity/telework/
安心してZoomを利用できるよう、この資料を活用しましょう。
この記事は、『設定解説資料(Zoom)ver1.0(2020.9.11)』を元に作成しました。